フットケアの取り組み
当院では、フットケア指導士を始め、糖尿病足病変に関するフットケア研修を修了した看護師を中心に
月に1回皆様のフットチェックを行い、足のトラブルの早期発見、早期治療を目指しています。
フットケアとは
フットケアとは、医師及び看護師が患者さんの足を診察およびケアをすることです。
透析患者様の足は動脈硬化や末梢血管障害などの血液の循環不良により足の不調が起きやすく、また重症化しやすくなります。
足の病気の重症化は、靴ずれなど日常生活の中で作ってしまう、ほんの些細な傷がきっかけとなる場合が非常に多くあります。
このように足の状態を悪化させないためにも、フットケアが大切です。
コーンカッターによる胼胝(タコ)削り
SPPによる下肢虚血の検査
足の爪を切るのが困難な方や鶏眼(うおのめ)、胼胝(たこ)等の処置やセルフケア指導を行っています。
また、SPP(皮膚組織還流圧)検査を各々の患者様に合わせ、年1回~4回施行し、下肢閉塞性動脈硬化症の評価を行い、早期治療へ結びつけています。
人工透析について