バスキュラーアクセス
航空公園西口内科では血液透析に必要なバスキュラーアクセスに対して作製から管理まで充分なケアを行っています。
血液透析を行う予定の患者様
末梢動脈と静脈を吻合する内シャント造設術を当院で行います。
人工血管を用いる内シャントを作製する場合
熟練した内シャント作製医にご紹介申し上げます。
外科用X線撮影装置
バスキュラーアクセスとは
バスキュラーアクセスとは、血液透析において患者さんと透析装置との間で血液循環、つまり血液を人体から脱血したり返血したりするための人体側の出入り口のことです。内シャント(自己静脈・人工血管)、表在化動脈、透析用カテーテルなどの種類があります。
自己静脈…
動脈と静脈をつなぎ合わせて、血液量が豊富な太い血管をつくる手術を行います。動脈の血液を静脈に流し、静脈の血管を発達・太くさせることで、血流量が確保されるため、人工透析が行いやすくなります。
表在化動脈…
腕の深いところにある動脈を皮膚のすぐ下に持ち上げます。シャント手術が困難な場合などに適応となります。
人工血管…
シャント手術や動脈の表在化が出来ない場合に適応となります。
透析用カテーテル…
シャントや人工血管を作れない方に入れる管(カテーテル)です。
超音波(エコー)ハンディタイプ
超音波(エコー)
内シャント静脈に狭窄、閉塞をおこした場合は当院にて直ちに造影剤を用いた経皮的経管的血管形成術(PTA)、もしくは超音波エコー下PTAを行います。改善しなければ内シャントの再建術を行います。
バスキュラーアクセスの機能についてはスタッフが絶えず注意深く観察しています。
人工透析について