透析液清浄化の取り組み
当院の治療はオンラインHDFを採用しています。
オンラインHDFでは透析液を補充液として体内に直接取り込むため、不純物を含まない清潔な管理が必要となります。
1.清潔な透析液の作成
不純物を含まない透析液を作成するために、当院では逆浸透装置に純度を高めるためにUFフィルタを加え、細菌混入の危険性の低い日機装社製DAD-50を使用しています。 さらに患者様に供給する際エンドトキシン捕捉フィルタのMOLSEPを使用し、より清潔な透析液の供給を行っています。
微粒子ろ過フィルタ
微粒子ろ過フィルタ
2.全てのコンソールにエンドトキシン捕捉フィルタを装着
透析液が患者様へ供給される直前に再度エンドトキシン捕捉フィルタを用い、透析液の清浄度を最大限保っています。
3.毎月の透析液の検査
日本透析医学会の基準に従い、毎月透析液に不純物が混入していないかコンソールの検査を実施しています。
当院ではエンドトキシン値0.001EU/ml未満(測定感度未満)、生菌値0.1CFU/ml未満を常に保ち、超純粋透析液として使用しています。
残留塩素計
水質測定装置
人工透析について